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創業期は最高のサービス享受期間

更新日:2022年6月17日


やりたいことが決まっても、創業期は、決めなければならないことがいっぱいあります。

個人事業主として開業するのか、法人を設立するのか

白色申告?青色申告?

出資金は?役員は?決算期は?

事業資金は、どう調達する?

自己資金ですか。借入ですか。エンジェル投資家に支援を求めますか?

ホームページやロゴはどうする?名刺はどこで作る?


何かを決めなければいけないということは、それを判断するに足る知識、情報などの材料が必要ということです。


それはどうやって知りましょうか。

ネットで調べますか?


確かに手軽に検索できて便利ですが、ネットの情報は玉石混合です

場合によっては情報が陳腐化し、古くなってしまっていることも考えられます

間違った情報で行動してしまい、取り戻すのに苦労したのでは、何のための情報かわからなくなってしまいます。

ただでさえ、本業を進めていくことに忙しいのです

かといって誰かを雇って丸投げできるほど、資金は潤沢でないケースが圧倒的だと思います


そんな時は、周りを頼ってみましょう


知人友人の中に、一足先に起業した先輩はいませんか

互いの近況報告を兼ねてお会いして、自身のチャレンジを語り、これからどんな風に行動したら良いか、何に気をつけたら良いか質問してみましょう

きっと答えやヒントをくれるはずです

頼ってきてくれたことも嬉しいでしょうし、仕事内容によっては取引先を紹介してもらえたり、売上拡大につながるような情報を教えてもらえるかもしれません。


整理された情報だけでは手にはいらないもの

それは、その人固有の経験や、感情です。



とはいえ、その人ばかりに聞いていては負担が大きくなってしまいます

そんな時、もう少し視野を広げて、周りを見渡してみてください

創業支援を生業にしている士業やコンサルタントを活用するのもアリかもしれませんが、結構なお金が必要なことも。。。そんな時、


実は、創業支援を無償でしてくれる場所ははたくさんあるのです


市区町村では起業セミナーが開催されていたり、

創業手帳という、創業に必要な情報を無料で提供してくれる企業もあります。

よろず相談窓口や中小企業基盤整備機構など、国が設置している公的機関でも、色々な相談に乗ってくれます。


創業ステーションという、創業の相談に乗ってくれて、居場所まで提供してくれて、同じような仲間たちが集える場所もあります。

経営者は孤独とよく言いますが、違う事業領域で同じようにチャレンジしようとしている人と仲良くなってください

きっと互いに刺激と活力をもらえるでしょう




情報だけではありません。

資金調達に関しても、創業時はとても恵まれているのです。


事業内容がしっかりしていれば、低利で事業資金を融資してもらえる可能性があります。

実は、実績がないぶん、創業時の方が借入に有利だそうです

補助金も活用できます。

返済しなくて良い事業資金を国や地方公共団体がくれるなんて、すごくありませんか

それだけ、国全体で創業を支援する体制が整っているのです


そうはいっても事業計画をどう作ったらいいかわからない?


あなたに必要なのはネットで検索することではありません、行動です



銀行でも、創業支援をしている機関の窓口でも、いろんなところへ出かけてみてください

私はこんなことがしたいんだけど、事業計画の作り方がわからない

そう伝えれば、何が必要で、どのように作成したら良いか丁寧に教えてくれます


きちんと感謝の気持ちを持って、指導してもらいましょう

中には無愛想な担当者もいるかもしれませんが、数ある支援機関を回れば、本当に親身になってくれる人に出会えるはずです。

一度で怯まずに、回数を重ねてください。

あなたの熱意と感謝が伝われば、きっと他の利用者よりたくさんのことを教えてくれます。

相手も人間ですから


いろんなところを回っているうちに、段々と全体像が明らかになり、次に何をすべきかが見えてきます

また、いろんな人に応援されている気持ちになって、やる気が湧いてきます

簡単なHPであれば自分で作成することもできるのです


それに、徐々に自分にも知識がついてきて、より深い質問ができるようになってきます。

そうして各所を回りながら、壁打ち相手になってもらって出来上がっていく計画は、どんどん実現可能性の高いものになります。あなた自身の頭の中もクリアに整理されていくでしょう。



何も知らなくても、お金をかけなくても、素晴らしいサービスを享受できる、それが創業期です


自分の資金、気力、体力などのリソースをどこにどれだけさくか、本来やりたいことは何なのかを見失わずにバランスを取りましょう


自分の事業が軌道に乗ったら、今度はこれから起業しようとする人たちの助けになってあげてください

自分がたくさんのサービスを享受してきた分、今度は自分の事業で誰かを喜ばせてください


ペイフォワード 恩送り


感謝はそうして連鎖していきます




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